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「コクリコ坂から」観てきた

  2011年7月16日(土)から全国東宝系ロードショーがはじまる、スタジオジブリの最新作『コクコ坂から』。その映画の舞台は、1963(昭和38) 年の港町・横浜。映画の中には、当時の山下公園や桜木町駅などが登場し、ノスタルジックな横浜が魅力的に描かれている。Kokurikosakakara

 本作は桜木町にほど近い劇場で鑑賞。とても懐かしいシーン(自分は生まれていなかったけど)があり、古いもの好きの私としては最高にいい。タイトルのもある「コクリコ坂」は実際には存在しないが、坂道の多い横浜に「本当にありそう」な坂。そんな『コクリコ坂から』の舞台である横浜を改め歩いてみようと思ったのが本作だ。

 

 ジブリ作品の中で特異と想ったのは、SFチックやアドベンチャー、メルヘンががないことだ。魔法もなければ、飛ぶシーンもない、もちろん今回は武器もなければ戦いもない。1963年、横浜を背景にした現実的なストーリーは、明らかに大人向けで、淡々と物語が進んでいく展開には物足りなさも感じるだろう。「耳をすませば」が好きな人はきっと好きになるが。とはいえ、日常のディテールは丁寧だ。大きなマッチ箱から一つ取り出して火をつけてかまどにともすシーン。台所に吊るされた「港銀行」と書かれたタオル。そして、床下から保存して有る野菜を取り出しシーンや、黒電話のダイヤルを回す祖母等と描写の一つ一つが懐かしさそのものだ。女性中心で暮らす古い和洋折衷館・コクリ コ荘の風情やおいしそうな食事には目を奪われる。一方、男の巣窟である文化部部室、通称カルチェラタンのごちゃごちゃした感じもまた楽しい。学生時代を思い出す。生徒全員で歌を歌うシーンはディズニーを意識したのだろうか。取り壊しを阻止するため、女子たちによる大掃除でみるみる古い建物が美しくなるくだりは、すこぶる爽快。

 さて、ストーリーの核心に迫る描写はここでは語らないのでここまでとし、物語に感動するよりも是非当時の人々の生活そのものを注意深く見て欲しい。

 地図はコクリコ荘があるとされる横浜近代文学館の近く。このあたりが一番近いと推察したものだ。

  

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■参考サイト

コクリコ坂から 公式サイト

コクリコ坂から 特集ページ

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